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AI議事録・音声認識/AIコールセンター 日本市場 ボトムアップ市場規模レポート(2026年6月版)

最終更新 2026-06-17出典 11AI作成+監修済み投資助言ではありません

日本のAI議事録・音声認識とAIコールセンター市場を、矢野経済研究所・ITR・富士キメラ総研の一次統計から積み上げで推計。点推定ではなくレンジと前提を全開示し、出典は実在URLで逐語確認した。

日本のAI議事録は「巨大に見えて統計が薄い」典型ニッチだ。音声認識という器は矢野もITRも追っているが、その内訳としてのAI議事録SaaS単体を円建ての金額時系列で出した商用レポはほぼ無く、出回るのはBOXILのような回答者ベースのWebアンケート(シェア%)か、グローバルのドル建てマクロ予測に偏る。理由は構造的で、(1)Zoom/Teams/Google等の会議基盤が文字起こしを「無料included」で飲み込み、専業SaaSの売上が会議プラットフォーム費用に溶けて分離計測しにくい、(2)Notta/Otolio/YOMEL等の新興は非上場で売上非開示、(3)用途が議事録・コンタクトセンター・医療・現場入力に跨り「音声認識」一括統計に紛れる。さらに2025年にはトップ級シェアだったオルツ(AI GIJIROKU)が粉飾で破綻退場し、既存シェア統計の鮮度すら一夜で陳腐化した。大手調査会社にとって「金額が割れない・プレイヤーが喋らない・定義が動く」三重苦の市場で、だからこそボトムアップで前提を晒して積む価値がある。

いま起きていること(出典付き)

要するに: 要するに、日本のAI議事録・音声認識「コア」は一次統計(矢野244億予測/ITR 150億→300億超)から見て年200〜350億円規模、AIコールセンターを含む「広義」でも生成AIサービス90億円を足して数百億円台前半が現実的な着地だ。グローバルの兆円級ドル予測とは1桁違い、桁差は機会の参考であって日本市場の現状ではない。最大の不確実性は専業SaaS売上が会議基盤に溶けて分離計測できない点と、シェア統計がオルツ破綻で一夜で陳腐化する流動性にある。

規模感(速報): 国内コア(音声認識×議事録/医療/現場)約220〜350億円/年、AIコールセンター含む広義 約450〜650億円/年(いずれも2024-2025年度の事業者売上ベース、前提付きレンジ)
規模感(ボトムアップ推計レンジ)
推計レンジ (億円/年)450650コア(音声認識×議事録/医療/現場)220–350コールセンターAIサービス市場(矢野・290–90コンタクトセンターソリューションのAI起210–420二重計上控除-40–-20

有料部では、この220〜350億/450〜650億をどの一次値からどう積んだか、二重計上リスク・年度ズレ・感度を1行ずつ晒して再現可能にする。

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有料部では音声認識コア市場とAIコールセンターを2手法でクロスチェックしたボトムアップ式・感度分析、主要プレイヤーの調達/シェア数値、オルツ破綻など退出シグナルを出典付きで開示する。

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出典

  1. 矢野経済研究所(Yano ICT), 2022-01-14 国内音声認識市場(事業者売上高ベース)。2020年度114億円→2021年度131億円(前年度比14.9%増)→2025年度予測244億円、2020-2025年度CAGR16.4%。基数=この244億は2021年調査時点の予測値で実績未確定。
  2. ITR(株式会社アイ・ティ・アール), 2024-09-05 国内音声認識市場 売上金額ベース。2023年度150億円(前年度比21.0%増)、2024年度18.0%増予測、CAGR(2023-2028年度)16.9%、2028年度300億円超。用途に『会議の議事録作成』『コンタクトセンター』を明記。矢野とは独立の第二統計でクロスチェックに使用。
  3. 日本経済新聞(矢野経済研究所リリース), 2025-04-03 コールセンターサービス事業者が提供するAIサービス市場。2023年度60億円(前年度比120.0%)、2024年度90億円(同150.0%)見込。生成AI需要が牽引。AIコールセンターの直接的な金額一次ソース。
  4. BOXIL(ボクシル マガジン), 2025-05-18 議事録作成ツール市場シェア。全国20-60代1,690人のインターネット調査(2025年5月14-18日実施)。1位Otolio18.80%、Notta12.10%、AI GIJIROKU11.30%、YOMEL9.30%、Rimo Voice6.80%、上位5社で58.3%。Web自己申告アンケートでありシェアは利用『社数』でなく回答者ベース。
  5. 日本経済新聞(富士キメラ総研リリース), 2026-03-19 国内AI関連市場。2024年度1兆4,735億円(前年度比29.1%増)、2025年度1兆8,301億円、2029年度予測3兆1,779億円(2024年度比2.1倍)。AI市場全体の規模感の上位枠として参照。議事録単体の金額分解は本リリースには記載なし。
  6. BRIDGE(THE BRIDGE), 2025-12-11 Notta株式会社シリーズB。2025年12月9日発表、約23億円(1,500万米ドル)、リードGranite-Integral Capital。同社サービスは5,000社・1,500万人以上が利用と記載。
  7. 創業手帳(Notta シリーズA+リリース報道), 2025-05-29 Notta シリーズA+総額9億9000万円調達(2025年5月29日)。プレスリリース本文では累計ユーザー1000万人、日経225企業の72%が利用と記載。資金用途はハード/AI開発/国内法人サポート強化。
  8. ITreview(Notta製品ページ), 2026-03 Notta公式記載の最新スナップショット。2026年3月時点で累計1,500万人超、利用5,000社以上。2025年時点の『4,000社』は本ページ更新で5,000社に増加しており、社数は時点で変動する点に注意。
  9. 日本経済新聞, 2025-10-09 AI議事録『AI GIJIROKU』運営オルツ、米倉前社長ら4人を東京地検特捜部が逮捕。2022-2024年に約110.7億円(開示売上の8割超)を循環取引で架空計上。民事再生申立2025年7月30日。退出シグナルの核。
  10. MarketsandMarkets(プレスリリース), 2025-08-26 参考(グローバル):世界の音声・音声認識市場 2025年USD9.66B→2030年USD23.11B、CAGR19.1%。日本コア市場との桁差を『成長余地の参考』として示すための一次グローバル統計(孫引きでなく発行元直リンク)。
  11. Grand View Research(記事報道値), 2026 参考(グローバル):世界のAI会議アシスタント市場 2025年USD3.47B→2033年USD21.48B、CAGR25.8%、北米シェア33%超。前回版で出典不明だった$3.47Bの一次帰属先。注:本URLは直接fetchが403のため数値は検索結果スニペット経由で確認、発行元はGrand View Research。

AI利用・推計方針

AI調査・監修済み。数値は公開一次/二次情報にリンクし、各URLを実際に開いて当該数値の実在を逐語確認した(確認日2026-06)。